2012年3月8日木曜日

リニア中央新幹線 リニアに乗って

題名にリニアに乗ってと書いていますが、本物には乗っていません。

リニア乗車を疑似体験してきました。このブログでも何度も紹介されているリニア鉄道館。
そこに、リニア乗車の疑似体験ができるコーナーがありました。

まず、その前にリニアの紹介をします。

日本のリニア計画は国鉄時代より宮崎で行われていました。その後、JRに分割された後も山梨県でJR東海が中心となり計画を進めていました。

そして、2011年5月26日に整備計画が決定され、2027年に東京-名古屋の開通を目指している。
また、東京-大阪の全線開通は2045年の予定となっている。

日本のリニアのシステムは磁気浮上式リニアである。
一定速度までは車輪走行を行い、その後磁気浮上により走行を行うシステムになっている。

イメージ的には、車輪で走って速度が上がったら浮くという感じだ。


MLX01前方より撮影
では、実際の車両はどうなのか。
上写真にある「MLX01」これが現在あるリニアの中で一番最新の車両である。

見て分かると通り、運転席がない。このMLX01はATO(自動列車運転装置)によって遠隔操作によって運転されるのである。これは「ゆりかもめ」と同じシステムである。

MLX01車内 座席
MLX01車内 窓

上の二枚はMLX01の車内の写真である。
見て分かる通り窓が小さい、実際乗ってみると新幹線というより飛行機という印象を受ける。
また、窓の形これも飛行機を連想させる原因だろう。

さて、話を最初に戻してリニア疑似乗車体験である。

MLX01の車内を完全に再現したシアターで疑似乗車体験を行う。
乗車時の振動や窓の外の風景も再現されるので、本物とあまり変わりのない疑似乗車体験になる。
最初の0キロ~200キロぐらいまでは車輪走行を行うため、新幹線と同じぐらいの振動を感じるが。
その後、磁気浮上により走行に変わると振動が一気に消える。
まるで、高速道路を走ってた車がいきなり飛んだ感じだ。

本当に磁気浮上により走行の時は揺れがなく快適であった。
実際これが、実用化されたらものすごい革命がおこると思う。おそらく航空機の羽田-関空・伊丹行きは大幅に便数が少なくなるだろう。

なにはともあれ、リニア中央新幹線の開通が楽しみである。

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