2012年3月5日月曜日

【連続】 そうだ名古屋行こう 南極観測船編

無事、埼玉に帰ってきました。

2泊3日楽しく、収穫の多い旅でした。

では、昨日公開予定だった、南極観測船編をお送りしたいと思います。

南極観測船ふじ

名古屋港に係留してある南極観測船「ふじ」に行ってきました。

南極観測船ふじは初代南極観測船宗谷の後継艦として作られました。
期間としては第7次~第24次 (1965年~1983年)まで南極観測活動に従事し、その後は初代「しらせ」にその職を譲りました。

では、早速艦内部を見ていたいと思います。
厨房内部
入って早々食堂があり厨房の内部が公開されていました。マネキンが変にリアルだったので怖かったです。

では、次に行きたいと思います。奥に進むと次は医務室がありました。

医務室
説明によると、専門医が常駐し手術も行えるそうですが、揺れる船内での手術は相当難しいのではないかと思います。余談ですが、初代日本丸の医務室では、航海中に盲腸の手術が行われ、成功しました。

その奥には理髪室がありました。
理髪室
やはり、晴海ふ頭からオーストラリアを経由して南極という大航海、髪を切る所も必要なのでしょう。ちなみに髪を切るのは、プロの理髪師ではなく手先の器用な乗組員が理髪師を行う、「にわか床屋さん」でした。

次は、乗り組員の居住区がありました。
  士官の部屋
士官、下士官には個室が与えられます。ではそのほかの乗り組員はどうするのか?

一般乗組員の居住区
一般乗り組員はこのような、3段ベットで寝るそうです。士官、下士官とはえらい差ですね。しかも、機関室の上にあるのでエンジン音が酷いらしいです。ちなみに南極で研究を行う調査員には個室が与えられます。

次に進むと、ヘリ甲板がありました。
シコルスキー S-61
ヘリ甲板には、シコルスキー S-61が展示されていました。この「ふじ」にはヘリコプターが3機搭載されていました。

最後に艦橋を見せたいと思います。

艦橋内部
レーダーや、ジャイロなど航行に必要な物がたくさんありました。
艦長席
他の護衛艦と同じように自衛隊所属の船なので、艦橋右側に艦長席がありました。

最後に、この南極観測船ふじは名古屋駅から少し遠くにあるが、非常に見ごたえのある船でした。入場料も300円なので皆さんも一度訪れてみてください。

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